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魔法科高校の劣等生 入学編 の感想 一部ネタバレあり [ライトノベル]

 魔法科高校の劣等生 入学編(上、下)の感想です。

魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈1〉入学編(上) (電撃文庫)

  • 作者: 佐島 勤
  • 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
  • 発売日: 2011/07/08
  • メディア: 文庫
魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

魔法科高校の劣等生〈2〉入学編(下) (電撃文庫)

  • 作者: 佐島 勤
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2011/08/10
  • メディア: 文庫

 上巻、下巻同時に購入し一気に読みました。
 世の中の売れすぎランキングで上位に来るし、元々はWeb小説だったりということで情報源を頼りにWebにも行ったのですが無料なものは興味を引く内容で無ければ読まないしWeb漫画は読めるが小説となると青空文庫の短編ぐらいで長編をWeb上で読むとなるとスマートフォンでなければ読む時間も限られ、印刷した方がよいしれませんがそこまでして読む水準かどうか判断が出来ないため一文字も読みませんでした。つまりWebを眺めただけです。(←ここ重要)
 で、買って読んで見ることにしたわけです。
 では感想。
 題名の「劣等生」は、魔法社会における制度上の歪みから見た場合を表していて決して主人公が現実の劣等生つまり「落ちこぼれ」を意味していません。さらに主人公は最初から強いです。知力、体力しゃれにならないと思います。魔法についても制度上の魔法能力では低いと判断されるようですが、しかし魔法補助装置と言ってい良いかもしれないCADをチューニングまたは活用して魔法能力の低さを補い、対等以上の戦いをします。ただその強さの根源や、出生の秘密は上下巻では明らかにされません。兄と妹は小説の中でもベタベタで変な妄想を周りがしてしまうことも書かれていますが主人公は決してその状態には陥らず、さわやかに妹でなかったら云々としゃあしゃあと語ります。それで良いのかと突っ込みを入れたくなり二人の将来がとっても心配だと読者は思うのですが・・・・

面白かったかと聞かれたら、面白かったと答えます。読みやすかったかと聞かれたら久しぶりに、サラサラ読めました。正直ほっとしています。続きを買うかと聞かれたら買うと答えます。主人公が達観していてクールだが親近感が湧くかと聞かれたら、全く湧かない。ひょっとしたら挑んでみたいと考えます。この小説の兄と妹の関係をどう見るかと聞かれると、不快です。健康的な男女と思えません。しかし妹はともかく兄が達観しているのでいやらしさは少ないです。ただし妹の髪の毛触るのは、気持ち悪く映ると考えます。その癖は早く直した方が良いですよとアドバイスをしたくなりました。

次も上下巻構成のようですから上下で読んだ方が良いと考えます。


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