とある飛空士への恋歌 全五巻まとめ感想 [ライトノベル]
とある飛空士への恋歌の感想です。第1巻~第5巻全部を読んだ感想をまとめてお送りします。
前作「追憶」の数年後のお話で前作の主人公はちょっとしか出てきません。ファナもほんの少し。この全五巻は、別の国の皇子が、革命で落ちぶれ、その革命の旗印の少女を憎みでも実際は恋をしてしまい、最後は大人になるというお話です。そして魔物アリーメンががが。
面白かったかと聞かれたら、まあ面白かったと答えます。主人公が彼女が敵国へ人質となるというのに相変わらす自分のことしか考えていなくて・・・・前作と主人公男女の心の葛藤がひっくり返った関係ですので余計に主人公に感情移入できなくて・・・・もちろん作者が地の文でフォロー入れていますが、ちょっとなあでしたよ。
戦闘シーンは相変わらず圧巻でした。とくにライトノベルで仲間が死んでいくと言うのは私の手元のライトノベルではグインサーガを除いて初めてですね。2巻に登場した飛空学校の生徒の一クラスが丸ごと・・・・いやあやってくれますね。お墓にみんなで集まったときは涙がホロホロ来ますよ。ところで、この作品では彼女を奪還する作戦に出発するところで終わります。 そしてこの作品の世界の謎はまだ解明が終わっていないわけで・・・作者は、続き書くのでしょうか?「風呼びの少女が空の一族を新たな世界に導くだろう」って「新たな世界」って伏線張ってますからね。
次巻は買うかと聞かれたら買うと答えます。後2冊で追いつく。
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