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パラレルワールドの感想 [本]

 一般書籍の「パラレルワールド」の感想です。

パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ

パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ

  • 作者: ミチオ カク
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本
 
 
 
 
 
  量子力学と相対性理論を統一する万物理論(統一場理論)の候補の一つである「M理論」に至る物理学の変遷と、学者たちのエピソードやSF小説のエピソード(邦題の紹介もあります)を交えた内容で非常に面白いです。そしてすべてが数学的に解決できるようになった場合、将来確実におきるだろうと予想される終焉する宇宙からの脱出。

個人的に気になるのは、 
*宇宙のインフレーションの原因の一つに反重力
*光速を越えるスピードで広がっている宇宙は、何も無い空間を広がっているのでアインシュタイン理論には反しないそうです。
*「宇宙全体の質量のうち目に見えるのは全体の4%、残り23%がダークマター(暗黒物質)、残り73%がダークエネルギー」
*万物理論(統一場理論)はいまだ解決していない事実。(そういえば、中高生時代に学校の先生が言ってたなというのを思い出したって何十年経ったんだよ。まだかよ。解決したのは、青色LEDくらいだよ。)
*自分の寿命のうちに絶対起きないだろうけれど、将来この地球も、太陽系も、宇宙も永遠でなく終焉があるのはなんともさびしい限り
 
以下、本とは関係ない個人的に思ったこと。 
*本を読んでいる最中に、ヒッグス粒子の実験経過発表がインターネットで配信されていたのだけれど、ヒッグス粒子が質量をつかさどるのであれば、アインシュタインが言っている質量が重力を発生させているということを前提にしてヒッグス粒子を制御できたら反重力エンジンも可能なのかなと。wikiを読むと重力子なるものもあるが・・・、別にあったとしても、全体的な素粒子を適度に制御できてそれが目に見える形で物質全体に影響を与えることができる手段が発見、作られるようになった場合、「世界が変わる」なと。一番影響が大きいのは「重力」で、「重力を制する者が世界を制する」と考えてしまったよ。
*それでも、素粒子を制御できるようになるにはやっぱ万物理論の完成が必要なのかなと
*でも小型粒子加速器さえあれば車のエンジンサイズに収めてヒッグス粒子を制御して反重力で空を飛べるようになりさえすればいいし粒子加速器の小型化が先決で世界制覇可能。
*いやヒッグス粒子っていうのは、山の手線のサイズの大型粒子加速器を作って少人数で実験しながら超巨大エネルギーで原子と原子をぶつけないといけないから無理だよ。
*それならば、ヒッグス粒子が飛び出る小型粒子加速器を作成し学校の理科室の机サイズになりさえすれば、ものすごい人数で、多数の実験が可能でかつさっき言った粒子加速器の応用で素粒子制御が可能になれば、物質のいろんな振る舞いが見られるかもよ。そうすれば反重力エンジンへ一歩近づくのでは。
*ということで「粒子加速器」を工夫して「小型」し「素粒子制御」ができるように、誰かしてください。
*200年後ぐらいに、小学校の理科の実験は、小型粒子加速器による素粒子実験だったりして。
 「今日の実験の目的は、エネルギーを調節してヒッグス粒子を飛び出せて観察するですよ~」
 だったらいいなあ。
*この本読んでいたら、大学が工学部だったので物理学系の本とノートを見返しました。なんか復習でもしたくなりますよ。

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「もしドラ」を読みました。 [本]


もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

  • 作者: 岩崎 夏海
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2009/12/04
  • メディア: 単行本

もしドラを読みました。以下感想。

 高校野球の女子マネージャが、ピータードラッカーの「マネジメント」を勘違いして読んじゃって、野球部、監督、他の女子マネ、生徒、一般市民を巻き込んで、甲子園を目指すと言う感じの本です。エンターテイメントなんですけどね。電車で1往復する間に読み終わってしまいましたよ。それぐらいあっさり書いてあります。読みやすい?っていうかグダグダ書いていないのでサラサラ読めます。

これ読んだあと、本家?ピータードラッカー先生の「マネジメント」も、出版社に洗脳されて本屋に買いに行ったら、棚に無くて売り切れかと思ったら今週のベストセラートップ10という場所に1冊置いてあったのでゲットしました。いやはや売れてますね。本家はまだ読み終わっていませんけどね・・・

そして、「もしドラ」はNHKでアニメ化(来年3月中旬から全10話)するそうです。
http://www9.nhk.or.jp/anime/moshidora/


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お嬢さん [本]

三島由紀夫の「お嬢さん」の感想です。一昨日読了しました。

お嬢さん (角川文庫)

お嬢さん (角川文庫)

  • 作者: 三島 由紀夫
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2010/04/24
  • メディア: 文庫

 今更ですが三島由紀夫を読みました。私が読んだ三島由紀夫の本は、これが初めてです。文庫化初とか帯に書いてあったので何気に取ってみたんですよ。いや、塩の街の近くだったんで、手に取りやすかったのかも。純文学系の本って高校生以来かもしれないです。意外と読んで見るものですね。

なんて言うか、主人公「かすみ」の気持ちが物語の主要を占めます。
父親の会社の部下が自宅にダンスパーティで呼ばれ主人公「かすみ」がその中から結婚相手を選ぶというなんとも時代を感じさせる設定からはじまり、その中の1人が街で芸者を泣かせていた事実を知り、1人の男の秘密を知っていることに優越感じみたものから、恋に発展しそして結婚、しかし夫の昔の彼女が訪ねて来て、とんでもない行為に及ぶに至り、今まで夫の昔の浮名に平静を保っていた気持ちが崩れてしまう。しかしその夫の昔の彼女に窘められとまあ、お嬢さんというタイトル通りの展開でした。この昔の彼女のくだりは「危険な情事」を思い出してしまった。目が白目何ですよ。怖いですよ。

まあ、悪いのは、独身時代の夫です。主人公は天然かも。
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ネトゲ廃人 [本]

こんなものを見つけました。

ネトゲ廃人

ネトゲ廃人

  • 作者: 芦崎治
  • 出版社/メーカー: リーダーズノート
  • 発売日: 2009/05/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

世の中には、いろんなゲーマーがいますが、ことネットワークゲーマーは
リアルよりものめり込みそして・・・・コワイコワイ 

 


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大暴落 1929 [本]

昨今の株式市場の金融不安に伴う暴落劇を見ていて、大恐慌が今後来るというふれこみが多くなってきました。そこで最近世の中に出回っている世界大恐慌の本はどんなものがあるのかと思って次の本がベストセラーになっていたので買って読んでみました。

大暴落1929 (NIKKEI BP CLASSICS)

大暴落1929 (NIKKEI BP CLASSICS)

  • 作者: ジョン・K・ガルブレイス
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2008/09/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 内容的にはいたってシンプルでして

起承転結で言うと、暴落前の背景、暴落時の動き、暴落後、暴落の分析
となっておりました。
読んだ感想はというと

以前、認識していたこととこの作者の説は違うようです。
・当時、猫も杓子も株を買っていなかったと言っています。
・大恐慌の前に株の暴落はあったけど、株式市場の暴落は直接の原因ではない。
あくまでも投機の行き過ぎが招いた大暴落だということ。
・会社型投資信託が上場して、さらにその会社が投資信託を作って、さらにその投資信託が投資信託を作っていたという話。

なんか、どっかで聞いたようなお話ですね。そう、サブプライムローンを思い出させます。今も昔も、同じような信用システムを作ってしまっていたようです。
当時の株価暴落後、市場と証券についてはかなり規制が入ったと書かれています。現代でも今後規制が入ることでしょう。せめて証券化の証券は売買しないでもらいたいですね。どっかの週刊誌の広告にありましたが、今回の金融恐慌は、「金融版ねずみ講の破綻」だそうです。民主党に言わせると、「金融版マルチ商法の破綻」でしょうかw。


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意外と大うけしたこれ [本]

昔、NHK特集であった、第2次世界大戦で日本側のスパイとして米国で諜報活動を行っていた
ベラスコというスパイのドキュメンタリー映像とその本。意外と面白いよ。

http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2005/h051002.html




N特100選 私は日本のスパイだった

N特100選 私は日本のスパイだった

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Laser Disc




ミカドの国を愛した超スパイベラスコ―今世紀最大の“生証人”が歴史の常識を覆す!!

ミカドの国を愛した超スパイベラスコ―今世紀最大の“生証人”が歴史の常識を覆す!!

  • 作者: 高橋 五郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1994/10
  • メディア: 単行本


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