「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」 の小説の感想 [ライトノベル]
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」を読みました。その感想です。
嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)
- 作者: 入間 人間
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
入間人間の処女作&最近映画化したから読んでみっか~と思ったら3日~で読めた。嘘じゃないよ。
表紙は2重になっています。私が買った版は、大政絢が鋭い目で左を見ながら歯を見せて笑っている写真の表紙が上になった奴です。表紙を一つ剥がすと、いつもの上記のイラスト「左」の表紙が出てきます。大政絢がかわいいとか思えないよこの表紙。こえー。
最初の30ページぐらいまで読んで・・・買うんじゃ無かったと思った小説・・・いやライトノベルにめぐり会えました。ひゃっほ~感涙。
なんで、ヒロインが誘拐犯で主人公が共犯なのかよと。は~。これでラストが「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」のラストだったらどうしようと思ったりした。さらに8年前に誘拐に遭って心の傷もっててとどんだけ不幸な少年少女なんだよ。最悪、最悪な気分が最初からず~と続く。
最後まで、愚痴りまくりで、悩みまくりの主人公がうざいです。ほんと最悪。
続きを読むのがこんなにしんどい小説は初めて。栗本薫のグインサーガのイシュトバーンの箇所読んでるくらいつらいのなんのって・・・
そしてやはり読者はこの本に癒しを求めないと思いますが、イラストに騙されて傷ついた心を癒すつもりで買った何も知らない読者に塩を塗りこめそうな展開がやってきそうでやってきそうで、精神的に弱い人は読まない方がいいかも。結局強引なハッピーエンドだったけど。大丈夫・・・嘘じゃないよ。一応ね。
あ、これ全10巻なのか・・・う~ん。この続き読みたいかって?いやあ勘弁。電波女と青春男は読んでみてもいいけどね。
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