電撃文庫MAGAZINEの付録CDを聞いた感想（購買意欲が湧くよ）

　さて、電撃文庫MAGAZINEの付録CDの件の続きです。
　第１７回電撃小説大賞の受賞作の登場人物の一部のセリフを売れっ子声優が語っている音声が入っているのですが聞いた感想でどれが良かったのかというと次の順番とカッコ書きは私の主観。
（一応断っておきますが、「シースルー！？」以外は買って読んでいません。あくまでもCDに収録された音声の感想であり、決して作品全体の感想ではありませんので下記の内容を読むとき御注意下さい）

１．シロクロネクロ（主人公のエロ言動でリスナーは、想像力いや妄想力を掻き立てられ、妄想全開になりました。この声だけ聞いたら凄い勢いで本屋さんに行って買って来そうです。）

シロクロネクロ (電撃文庫)

• 作者: 多宇部貞人
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2011/02/10
• メディア: 文庫

２．はたらく魔王様（好青年を演じる魔王が印象深く、セリフも面白かった。なんか気になるので読みたいかも）

はたらく魔王さま! (電撃文庫)

• 作者: 和ヶ原 聡司
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2011/02/10
• メディア: 文庫

３．アイドライジング!（さわりだけでしたがなんか女たちの戦いって感じってまんまなんだけど。主人公の声だけ聞くと、グラッと来そうですね。どうなるんだこの後っていうのが気になりました。表紙は小恥ずかしいかも知れませんが、この声優の声を聞いただけでも期待して買う人多いと思います）

アイドライジング! (電撃文庫)

• 作者: 広沢 サカキ
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2011/02/10
• メディア: 文庫

４．青春ラリアット!!（ボケッと突っ込みがあり面白かった。この雰囲気は、少女漫画に出てくる爽やか好青年とツンツン女子のノリ？って言う感じで言えば判るかな。印象良いです）

青春ラリアット!! (電撃文庫)

• 作者: 蝉川 タカマル
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2011/02/10
• メディア: 文庫

５．シースルー！？（CDと一緒にダイレクトに掲載されていたので読んだ後でしたが、シロクロの主人公は、エロエロ星人だけど、こちらはHな展開に焦るまともな主人公、その状況を音声で聞かされたリスナーは、当掲載誌をすごい勢いで読んでると思います。次号に続くなので読者は、次号も買うんでしょうな。編集部のガッツポーズが見えます。）

電撃文庫 MAGAZINE (マガジン) 2011年 03月号 [雑誌]

• 作者:
• 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
• 発売日: 2011/02/10
• メディア: 雑誌

６．アンチリテラルの数秘術師（他の受賞作とはずいぶん静かな部分を収録していてちょっと拍子抜け。中二病的なその異能者との出会いか、異能バトルかなと、ものすごく期待していたら違った。この部分を聞いただけだと購買意欲は湧かない。なぜこの部分を収録したのか疑問が残る。たぶんこの本を買う読者は、今までに無い異能バトルものを期待して買うんだと思うんです。私は、その顕在購買層です。でも売り切れ御免で買えなかったです。残念。だからこのCD-ROMを改めて聞いて、買えなかった自分を慰めているんです。他の作品もそうであり買えなかったのでじっくり聞きました。もしバトルだけではなく恋愛要素もあるんですよ～っていうことを教えてあげたかった、いわゆる潜在購買層向け収録であれば、もっとあとでも良かったのではと思います。私は買う予定ですが顕在購買層の中には、買うの躊躇って他の本を買う人いるかもですね）

アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト) (電撃文庫)

• 作者: 兎月 山羊
• 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
• 発売日: 2011/02/10
• メディア: 文庫

ちなみに電撃文庫MAGAZINEを買うとき私が購入した書店では、アイドライジングが３冊売れ残っていましたが、翌日行ったら全部売り切れてました・・・・どこもそんな感じかな。新刊はアイドラがちょっと残るがあとで消えると言う感じかな。

ということで今回の電撃編集部のCD収録大作戦は、顕在購買層だけでなく潜在購買層にパンチを与えたような気がします。

いやあ私だけにかもしれませんが・・・

タグ：電撃文庫MAGAZINEの付録CD-ROM シロクロネクロ はたらく魔王様 アイドライジング 青春ラリアット シースルー アンチリテラルの数秘術師